TDバイブレーション
バイブレーションのデファクトスタンダード、日本だけでなく世界中で使われているTDバイブレーションです。
ご存知のとおり、このバイブレーションはどんな状況でも常に安定した釣果をたたき出してくれます。
タックルボックスにひとつはほしいルアーですね。
TDバイブレーションの最大の特徴は動きが非常にナチュラルというところと考えています。
ちなみに、TDバイブの動きをナチュラルと表現する人はあまりいないのかもしれません。
これは、自分のとある経験に基づいています。
【とある経験から:バイブレーションはナチュラルが良い?】
今から20年ほど前、友人と2人で釣行したときの事です。
TDバイブレーションと、別のメーカーの似たサイズ・色のバイブレーションで、同じ池の同じ場所に一日中2人で投げ続けた事がありました。
(その場所は愛知にある当時誰も知らない野池で、ほぼ入れ食いの、夢のようなバージン野池でした)
結果は、僕が投げていたTDバイブレーションは100匹以上の釣果があったのですが、友人は20匹程度の釣果に留まりました。
色も大きさも同じバイブレーション、釣果に大きな差が出た原因を探ってみると、友人の投げていたバイブレーションはTDバイブレーションより左右の触れ幅が大きいという事がわかりました。
それがわかって以来、バイブレーションは振幅の狭い、タイニーでナチュラルな動きのほうが釣れるのでは、、と思ってナチュラル系を使い続けています。
案の定、その後もナチュラルな動きのバイブレーションのほうが釣果が安定しています。
【TDバイブレーションのタイプ】
さて、TDバイブレーションの話に戻ります。
自分が釣りを始めた20年前は大きさが2種類で、ラトルのタイプがノーマル、ブラス、サイレントの3種類でしたが最近はさまざまなタイプが出ていますね。
①TDバイブレーション106S/107S
ノーマルのシンキングモデルです。106Sは10グラム、107Sは18グラムとなっています。
②TDサイレントバイブレーション106S/107S
ノーマルタイプと重さは同じとなります。サイレントバイブレーションは、ルアーに慣れたスレバスに特に効くといわれていますね。
③TDバイブレーション108S LCD
遠投仕様 29グラムのモデルです。ディープクランクやスピナベの独壇場だった4m程度のディープを狙うのに適しています。
④TDバイブレーション 106S/107S TYPE-R
TYPE-Rは長さはノーマルと一緒ですが重さがそれぞれ106S:16.5グラム、107S:20グラムと重くなっています。コンパクトで飛距離が伸びるモデルですね。またウィードに絡めて、外したときのリアクション を誘発する動きとなっています。
⑤TDバイブレーション ウーファー106S/107S
ノーマルバイブレーションのジャラジャラ ラトル音にすれたでかバスに効くゴトゴト ラトル音を持つモデルです。また、スレバスはルアーを丸呑みにしてくれないというところを解消するフック:サクサスフックが使われています。重さはノーマルと同じ。
⑥TDバイブレーション ウーファー TYPE-R
ウーファーとTYPE-R、両方の特性を持つモデルです。春先のスポーンバス狙いに使っています。
【TDバイブレーションのお勧めカラー】
自分的なお勧めは、
マッディレイク:安定感抜群のチャート・ホットタイガー系(黄色)
クリアレイク:ゴースト系及びナチュラル系
プリスポーン:スパークオレンジタイガー(威嚇系の色)
わからない時:定番の金黒
という感じで状況に応じて使い分けています。
個人的な実績としてはホットタイガー・チャート等の黄色系が多いです。
そういえば季節は秋、巻物がそろそろ出番なのでTDバイブレーションで一日中ランガンしたいですね。
- 投稿者:
- bigfish-bass